アニメ・コミック

2005/10/30

静かなるドン

約2週間ほどかけて「静かなるドン」を読んだ。この漫画を読むのは久々だった。

以前はコミックを持っていたのだが、引越しに伴いその全てを捨ててしまった。今回はコミックをわざわざ買うのではなく、インターネットで読んだのだ。時代の変化を思わずにはいられない。

現在連載中の漫画であり、なおかつ、ネットでは70巻までしか掲載されてないから全体云々はなかなか言えないが、この漫画は二つの話に分断される。

一つはヒロインの秋野が静也をやくざと知るまでと知った後だ。これは秘密の取扱いとしても興味深い作品となっている。秋野が静也をやくざだと知るまでは、典型的なヒーロー、ヒロインの物語だ。スーパーマンしかり、ウルトラマンしかり、古今東西よくある話の典型なのだ。主人公の秘密を知っているのはごく一部の人間だけで、その他の人はあまりの落差にこれが同一人物だとはわからない。当然そこで主人公は秘密を知られてはならないから悲喜こもごもの努力をする。この努力のさまが案外ドラマを作りやすくしている。

しかし「静かなるドン」はヒロインが秘密を知ってしまうのだ。主人公の秘密は秘密でなくなり、ヒロインが秘密を背負い込む形になっている。したがってヒーローは戯画化されてしまう。秋野が静也の心中を忖度するさまは、静也を一種の道化にしているような気がしてならない。静也の頑張りが空回りしているように見えてしまうのだ。損な展開だと僕は思うのだがどうだろうか?

さて、この作品は鬼州組との決戦以降、彩子との話を挟んで、チャイニーズマフィア、アメリカンマフィア、ロシアマフィアと世界のマフィアと戦っていくのだが、なんとも漫画的というか。かなり無茶な設定思えるのだが、何故か読ませてしまう。思うにキャラが立っている作品なだけに、そこに救われているのかな?生倉のおやっさんいけてます!

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2005/06/12

ウィングマン

この間ふと思ってネット上で調べ物をした。
それが桂正和の「ウィングマン」だった。

ぼくが大学生の頃、子供の時好きだった漫画は何かという話を
友達としたことがある。
ぼくがウィングマンというと非難ゴーゴーだった。
なぜあんな漫画がと言われ癪に触った記憶がある。
ぼくにとっては美しい思い出の漫画だったが
友達はそうではなかったらしい。
ちなみに友達はキン肉マンとかドラゴンボールとか
月並みなことをいっていたような気がする。

ウィングマンは少年ジャンプに連載されていた。
その頃の多くの少年がそうであったように
キン肉マンが目当てで読み始めたが
ちょうどその時連載されていたのがウィングマンだった。
もっとも正確にはぼくがジャンプを読み始めて1年ぐらいしてから
ウィングマンは連載された。その前桂正和は病気で入院かなんかしていて
連載が中断していたのだ。

再開された連載を読んで驚いた。
とにかく女の子がかわいらしく描かれていたのだ。
こんなにかわいい女の子は見たことがなかった。
少しませていたぼくは特にあおいが好きで大ファンだった。
大人の女性って感じがして本当にきれいだった。
その後中学生になり少し上の女の子が好きになるぼくの
好みに少なからず影響を与えたかもしれない。

それからドリムノート。
これには夢があった。
ドラえもんを見る年齢ではなくなっていたため
このドリムノートのスタイリッシュな感じがとても良かった。
主人公はこのノートをヒーローになるためにしか使わない。
ドラえもんののび太と違って困った時に使うというわけではないのだ。
ヒーローになるという目的が思春期前の小学生のぼくに
ぴたっとはまったように思う。

それからウィングマンのスレンダーでシャープなかっこよさ。
真っ黒いヒーローというのはちょっといなかったように思うから
余計にかっこよく思った。
ぼくにとっては新しいヒーロー像であったように思う。

この漫画はテレビアニメにもなったのだが
評判はどうだったのだろう?
あまり記憶に残っていないところをみると
面白くなかったのかもしれない。
たしか原作とちがう演出がなされていたように思う。
がっかりこそはしなかったが
夢中にもなれなかった。
それでも最終回までしっかり見た。

余談だがこの作者絵がうまい。
女の子を描かせたら天下一品だ。
従って女の子のパンティを描くのもうまい!
何巻か忘れたが
息を吹きかけると氷を作れる怪人が出て来たことがあった。
こいつが助平な奴で、女の子のエッチなシーンをみると
元気回復するんじゃなかったかな?
記憶違いならごめん。
それでウィングマンたちにやられて捕まって
あおいたち女の子がどうやってこいつをやっつけちゃおうかと相談していると
この怪人は女の子の後ろに回っておしりの下に息を吹きかけ
氷を作ると、その氷に女の子のパンティを映してしまうのだ。
ちょっとエロな漫画でもあった。
再び言うけど記憶違いならごめん。

ウィングマンの連載が終わって
随分悲しかったな。
その後中学生になりぼくは漫画から足が遠のいた。
ウィングマンのいない漫画を面白いとは思わなかったのだろうか?
そのコミックも今は処分してなくなってしまった。
今から思えば惜しいことをした。
久々に読んだらどう思うんだろうか?

桂正和は電影少女くらいまでは追いかけていた。
今でも新しく連載を抱えてがんばっているらしい。
久々に読んでみようかな?

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