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2008/10/29

デトロイト・メタル・シティ

公開されてずいぶん経つが、やっとこさ見ることができた。

率直な感想を述べると僕にはイマイチな感じだった。つまらないのではなく面白くないのだ。

とりかえばや物語の昔から変身願望というのは人間にはある。この作品は巻き込まれ型の変身だが、どうもうまくない。

ヒロインの描写が弱すぎる。クラウザーのインパクトがあまりにも強すぎるからだろうか、ほとんど刺身のつまの様に味気ないもののように感じる。単なるいい人、きれいな人ではなかなか難しいだろう。いまいち爆発力に欠けるのは彼女の存在の希薄さにあるだろう。

さらにいうとバンドのメンバーの印象が薄い。尺の問題はあるだろうが、およそデス・メタルなどやりそうもない人間が無理やり集められているという感じがあんまりしないのだ。ドラムなど「ブルマー」しか言わない。これでは主人公の存在が浮いてしまうのではなかろうか。

たぶん、欲張った結果なのだろう。原作への愛着がそうさせるのかもしれないが、根本的に登場人物が多すぎる。はっきりいって、後輩との遊園地でのシーンはいらない。もう少し焦点を絞っていったほうが落ち着いて物語をかたることができるように思うのだが。さて、いかがだろうか?

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