« 田村はまだか | トップページ | 眠狂四郎 悪女狩り »

2008/10/15

HITMAN

DVDで観た。

何とも芸のないタイトルではある。出来の悪いヤクザ映画のようではないか。ヒットマンって。そりゃないよ。しかしこの作品、なぜ僕がDVDを買おうと思ったかというと、劇場の予告編に惚れたからだ。実にスタイリッシュでしびれるような感覚だったことを覚えている。

ストーリーは語るほどのものではない。ごく控えめに言えば、ありきたりというべきか。主人公の”47”は名前もなく幼いころに秘密の施設に収容されて、そこで訓練を受けた。とあるミッションでロシアの大統領を暗殺するのだが、これに失敗する。”47”を雇っている秘密のエージェントは彼を見捨て・・・・、でもって彼と関係する美女が現れ・・・・、逃避行のようなことをやり・・・・、でも復讐心に燃える彼は・・・・。もういいだろう。ストーリーを追うことにはさほど意味はない。

演じている役者が何とも魅力的だ。主人公”47”は恐ろしく冷静で感情に流されることなく、無表情で任務を遂行する。イイ。非常にイイ。男の一つの理想形なのだ。うーん、あのガンアクション俺もとかってつい思ってしまう。

ヒロインの女の子の儚げもいい。ある時は弱弱しく、ある時は勝ち気でじゃじゃ馬で。時に冷静な男を惑わす。いいねぇ。理想形だよ。こういう女の子と一晩を過ごしたいとつい思ってしまう。実際にいたらうざいだけだと知っているにも関わらずだ。

そういう役者が映っている映像が美しくないはずがない。実にスタイリッシュで都会的なセンスなのだ。衣裳の一つ一つ、ライティング、ピカピカ光るシルバーの銃。田舎に不似合いなアウディ。文句なくカッコいい。

いわゆるいい映画ではない。ストーリーも途中でぐだぐだになるが、画面から漲る緊張感と、美しく計算されつくした映像には一見の価値ありの映画ですな。

|

« 田村はまだか | トップページ | 眠狂四郎 悪女狩り »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95537/42801337

この記事へのトラックバック一覧です: HITMAN:

« 田村はまだか | トップページ | 眠狂四郎 悪女狩り »