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2008年6月

2008/06/09

最高の人生の見つけ方

先週の日曜日に見た映画だが、なんとなく今まで書かずにすごしてしまった。悪い映画ではないのだけれど、なんとなく駄目な感じだ。

甘ったるいという印象だろうか。癌に侵された老人二人が、何の変哲もないメモ用紙に書き出した棺おけに入る前にやりたいこと、見たいもの体験したいものを実際に行う。

そこには犯罪性も剥き出しの欲望も虚栄もなく、なんだか妙に枯れた、妙に幸福に満ちた光景ばかりが広がる。己の存在証明をかけて全力で何かにぶつかるというような熱さはないのだ。

物足りない。映画を見た後の率直な感想である。

下手なファンタジーよりよっぽどファンタジーしているのがなんだか落ち着きが悪いのだ。

でも、世間ではこういうのが受けるらしい。見に行った日は座席のほとんどが埋まっていた。ほとんどが中高年ばかり。日本が縮んでいくのがわかるような気がして嫌気がしてしまった。悪い映画ではないのだけれどねぇ。

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