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2007/11/19

刑事コロンボ 殺人処方箋

現在ディアゴスティーニで発売されているコロンボシリーズの第一巻である。もちろんコロンボシリーズの第一作であり、コロンボは小池朝雄が吹き替えている。

何に驚いたといって、コロンボが小奇麗なのだ。僕が記憶しているのはよれよれのコートを着て、ぼさぼさの鳥の巣のような髪型でだらしないおっさんの代名詞的なものだったがこの作品ではコロンボはコートを羽織ってはいるがきっちりと着こなしているし、髪型だってきれいなものなのだ。はじめからコロンボはコロンボではなかった!作品を重ねていくうちにあの魅力的なキャラクターが形作られたのだと初めて知った。

しかしコロンボ的なところは随所に見られる。「うちのカミサン」という口癖や去り際に核心を突く重要な質問を投げるところなどなど、コロンボのしつこさとすっとぼけた味わいがこの初期の作品でもう既に現れているのだ。はじめからコロンボはコロンボだったのだ!

作品の内容そのものだが、僕にはちょっとうーんという感じがしてしまった。特に最後のオチがいただけない。ラストは犯人を追い詰めて鮮やかに謎解きをするというのではなく、犯人を嵌めて罪を暴くというものだ。コロンボシリーズは僕は子供のころに見たので、あまりはっきりした記憶がないのだが、僕の印象としては知的な謎解きゲームという印象があった。また犯人との心理戦を丁寧に描くという印象もあった。この作品もそういうラインに乗ってはいるのだが、ただラストのどんでん返しがあまりにこすいので面白さを半減させてしまう。どちらかといえばそれをやっちゃあおしまいよとでも言いたくなるのだ。

ただ後のシリーズではこういったものは陰を潜めるのだろう。

ところでこのシリーズ買い続けるべきなのだろうか?お金続くかなぁ。

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