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2007/10/27

「普通がいい」という病

どうしてこの本を読んだかというとただ単純に雑誌に書評が載っていたからというものだ。格別深い理由はない。普段からこの手の本は読まないようにしている。ある種の甘えが見えるような気がして虫唾が走るのだ。

だがしかし予想に反してなかなかの良書であった。精神科医が書いた、自分というものをきちんと持ちましょうという感じの本であるのだが、その境地にたどり着くまでの過程が実によく書かれている。

なかなか単純には消化できないでいるのだが、おそらくこの本のもっとも良い点は孤独をきちんと評価しているところだろう。孤独と向き合うという一般的な評価ではなく、孤独から愛が導き出されるということをきちんと書いている点がいいと思う。もっとも僕と作者が違うのは愛が導き出された後なのだが。

作者は愛が導きだされたあと、愛とは相手が相手らしく幸せになることを喜ぶ気持ちであると定義するが、僕は愛とは身も心もすべて相手に捧げ拝跪することだと思っている。したがって後半になればなるほど作者と僕の乖離は広がるばかりなのだが。

だが、だからといってこの本をけなす理由にはならないだろう。この本の内容もまた真実なのだと思うから。

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コメント

北さんが身も心も相手の女性に捧げるかぁー!!(笑)
絶対に無理だ!!(笑)だって映画が恋人だもん♪(笑

投稿: りえ | 2007/11/02 16:34

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