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2007年6月

2007/06/17

監督ばんざい

北野武監督最新作である。

今回はコメディのようだが、これだけ笑い声が少なかったコメディも珍しい。かっちりしたストーリーがないために起こることなのだが、やっぱり観客というのは武ほど賢くもなければ、鋭敏な感性を有しているわけでもない。大衆受けするわかりやすいストーリーに人気が集中するのは致し方ないことなのではないかと思う。

ただし観客というのが馬鹿かというとそうでもないのだ。かなり高邁な思想性にとんだ作品だって受け入れられている。宮崎駿作品はそういった作品の典型例かもしれない。

テーマに問題があるのではなく、その手法に問題があるのだろうと思う。

見せ方も大事な要素の一つなのだと感じないでもなかった作品ではある。

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2007/06/04

大日本人

話題の映画といっていいのだろう。昨日見たが客の入りも上々でさすがは松本人志と思わせるものであった。若干若年層が多かったのだろうか?中年の人も結構いた。

だが、映画が終わって観客の顔つきはみな狐につままれたようなおかしな顔していた。そりゃそうだろう。なにせこの映画はよく言うカタルシスがさっぱりないのだから。恐らくそういったものを避けて作ったのだろう。全国的に大規模公開をしているようだが、この手の映画は単館系のほうがお似合いだ。要するに松本人志ワールド全開なのだ。

もっとも、僕には松本色はかなり薄いと見たがどうだろう。ヒーロー物を扱っていて、そのヒーローの日常生活をドキュメンタリー風の取材で見せていくというテーマと手法はかなり陳腐なものだと言えはしまいか?案外だれでも思いつきそうな安易な感じがしないでもない。松本人志がこういったネタを扱うというのは意外な感じがした。

それから表現が全体的におとなしすぎる。エキセントリックな方向にもう少し振れても良かったのではないかと思う。ネタが陳腐なのだから、見せ方には工夫が必要だと思うのだ。せっかくかっこ悪いヒーローを扱っていて、ドジまで踏む主人公なのだからはじけるべきだと思うのだ。おとなしい表現の方法のために却って作品が難解になった嫌いがある。この作品本質的にはヒーローというものを市井のレベルにまで引き摺り下ろす、シンボリックな事物を観客の目線にまで引きずり下ろすというのがその主たるテーマではなかったかと思うのだが、テーマも手法も何だか白々しくつまらない。

しかもラストの特撮の現場を見せながらの戦闘シーンはシュールすぎる。面白いとは思うのだが、恐らくはついていけない人が続出したのではないか。あえて物語り性を壊して見せたのだろうが、その必然性が今ひとつこちらには伝わってこなかった。

パンフレットには2度3度と見て欲しいとあったが、恐らくそれを行う人はあまり多くはいまい。結局我々はもう少しかっちりした物語が好きなのだろう。もっともカルト的な人気は確実に博するのだろうが・・・・。

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like a flower 白鳥百合子のDVD

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何度でも書くが、ファンになっていなければ、買わなかったDVDだ。アイドルDVDと言っていいのだと思うが、映画などを見慣れたものには案外新鮮ではある。

というのも、一人の人物のみを中心に据えてその人物に迫っていくという映像を見る機会がほとんどない。意識してアイドルDVDでもみなければ目にすることはないわけで、そういった意味でこのジャンルは非常に個性的で稀有な存在なのだろう。

とはいうもののこういった個性的なものは演出に苦労するのだろう。登場人物が少ないのだから、当然人物の見せ方のバリエーションは狭くなりともすれば同じことの繰り返しとなる。

今回のDVDにおいてはそうも白鳥さんを水浸しにするのが好きなようで水がらみのシーンが多かった。水のかかった白く透き通った肌というのは確かにセクシーで主な購買者である男性諸君にはそそられるものが多いのだろうが、そう何度もやるものではない。単純に飽きが来てしまうのだ。

そして当然のことながら水着シーンが多い。白鳥百合子さんという人はスタイルが抜群にいい人であるのだからそういったシーンが多いのはわかるのだが、いかんせんこればっかりだとねぇ。あえてボディラインを見せないシーンをせめて3分の1とか4分の1とかいれられなかったのだろうか。飽きとは慣れである。凄いでしょとみせたいのならその凄いところをあえて見せず、ここだ!という時に惜しげもなく見せるくらいでないとインパクトが薄くなってしまうのだ。100万円持っているのなら100万円全部を見せるのではなく、80万円だけみせて100万円持っているのだと思い込ませる工夫は欲しいところだと僕は思うのだ。人は100万円そのものに感動するのではなく、100万円を見せられるまでの過程に感動をするのだから。

話は変わるが、白鳥さんというのは本当に色々な表情のできる人だと思う。セクシーな表情、かわいらしい表情、笑った顔。顔の一つ一つのパーツが大きいから少しの変化が非常に大きく我々に迫ってくる。稀有な能力かもしれない。非常に素晴らしいものだと思う。僕らの天使ですなぁ~。

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