« ロボコン | トップページ | 地図とあらすじで読むブッダの教え »

2005/11/07

攻撃と殺人の精神分析

難しい本だった。精神医学とか心理学とかの専門書であり、おそらくそういった方面を目指す人の入門書的な位置付けなのだろう。そういったことに全く素養のない僕にはなかなか敷居の高い本である。
さて本書は連続殺人犯、親殺し、子殺し、大量殺人といった犯罪の背景を追及しているのだが全てに共通しているのはエディプス・コンプレックスというものであるらしい。これは父に対する距離感のことだと僕は解釈したが、原父と表現され圧倒的な父の支配から逃れようとする息子が父に復讐するが復讐の成功により息子が自分がなした行為に罪責感を感じることらしい。本書に示される殺人の背景にはエディプス・コンプレックスから派生する母への感情、理想像とする母の拒絶や希求というのがあるらしい。よくわからないが母という軸が特に男には非常に大切になるらしい。
この本を読んで背筋が寒くなるのは母の存在がいかに大きいかということなのだ。母に対する性的な欲望を僕ら男は皆持っているらしい。これは衝撃的な内容だった。俺にもそんなのがあるのか?思い当たる節が無いではないと思う。それを真っ正面から指摘されることの居心地の悪さはどうだろう?興味深い本である。

|

« ロボコン | トップページ | 地図とあらすじで読むブッダの教え »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95537/6953739

この記事へのトラックバック一覧です: 攻撃と殺人の精神分析:

« ロボコン | トップページ | 地図とあらすじで読むブッダの教え »